天然なキャラクターで人気の長嶋一茂(ながしま かずしげ)さん。
偉大な父・長島茂雄(ながしま しげお)さんを始め、兄弟とは絶縁関係にあると話題になっています。
今回は長嶋一茂さんと長嶋家の関係性について調査しました。
長嶋一茂の家族構成まとめ
長嶋一茂は6人家族
長嶋一茂さんの実家は6人家族です。
家族構成はこちら。
父 長嶋茂雄(ながしま しげお)
母 長嶋亜希子(ながしま あきこ)
長男 長嶋一茂(ながしま かずしげ)
長女 長嶋有季(ながしま ゆき)
次女 長島三奈(ながしま みな)
次男 長嶋正興(ながしま まさおき)
長嶋一茂さんの父親は紹介するまでもなく有名な長嶋茂雄さんです。
一茂さんは長嶋家の第一子・長男として誕生しています。
父・長嶋茂雄
長嶋茂雄さんは言わずと知れた伝説の元プロ野球選手・プロ野球監督です。
現在は読売ジャイアンツ終身名誉監督、株式会社読売巨人軍専務取締役、日本プロ野球名球界顧問、ジャイアンツアカデミー名誉校長を務められています。
母・長嶋亜希子
長嶋亜希子さんはアメリカ留学をしたことがあり、英語・スペイン語・フランス語が堪能でした。
長嶋茂雄さんと結婚後は表に出ることはなく、メディアにもほとんど出演しませんでした。
長嶋茂雄さんの財産を管理する「オフィスエヌ」を創設し、代表取締役を務めていました。
2007年9月18日に64歳で急逝しています。
長男・長嶋一茂
長嶋一茂さんは元プロ野球選手で、現在はタレントとして活躍されています。
タレント以外にもスポーツキャスター、野球評論家、俳優、空手家の一面も。
現在はタレントという印象が強く、元プロ野球選手と聞いて驚く方が多いかもしれません。
1987年ドラフト1位でヤクルトスワローズへ入団し、読売ジャイアンツ移籍後、父・長嶋茂雄さん監督の元でプレーをしましたが、1996年戦力外通告を受けて引退します。
長女・長嶋有季
長嶋有季さんは一般人でほとんど情報がありませんでした。
2010年まで「オフィスエヌ」に役員として勤務されていました。
2010年に次女の長嶋美奈さんに役員を解任されてからは、表舞台に出てきていません。
2010年から現在に至るまで長嶋有季さんが何をされているのかは不明です。
次女・長島三奈
長島三奈さんはフリーのスポーツキャスターで、「オフィスエヌ」の代表取締役を務めています。
フリーになる前はテレビ朝日スポーツ局に勤務し、数々の番組のスポーツコーナーを担当していました。
◇主な出演番組◇
・熱闘甲子園
・ニュースステーション(スポーツコーナー)
・長島三奈の熱闘!スポーツM18
父親が長嶋茂雄ということもあり、特に野球関連の仕事に力を入れていたようですね。
家族のうち、三奈さんは姓を「長島」と表記しています。
次男・長島正興
長嶋正興さんは元レーシングドライバーです。
ホンダ・シビックワンメイクレースをはじめ、全日本GT選手権などへ参加し優勝、入賞を飾りました。
2008年からは環境に関する仕事に従事し、レーシングドライバー引退後は環境管理士の資格を取得して活動されています。
正興さんも三奈さん同様に姓を「長島」と表記しています。

長嶋一茂と父親との関係は?
長嶋一茂と父・長嶋茂雄は15年絶縁状態
長嶋一茂さん父・長嶋茂雄さんは約15年絶縁状態と言われています。
2021年雑誌のエッセイで長嶋茂雄さんとの関係性について告白をしています。
11月25日発売の月刊誌「ゲーテ」の連載エッセイ「…。ハワイに行けないから…書いてみた。」の第9回「父との思い出」の中で「『お父様はお元気ですか?』と聞かれることも多いが、ずっと『父は変わらず元気です』という返事を繰り返してきた。
会っていないというと話が長くなりそうで、面倒臭くなりそうで…嘘をついてきた」「父とは、もう13年会っていない」「生きているうちに父と会うことは、もう二度とないだろう」という内容だ。
引用元:アサジョ
以前から長嶋一茂さんと長嶋茂雄さんの確執は噂されていましたが、本人からの告白は初めてで、世間に衝撃を与えました。
関係修復を試みるも断念
長嶋一茂さんは父・長嶋茂雄さんとの関係を修復しようと何度も試みましたが、成功することは出来ていません。
・実家に電話をして手紙を出した
・双子の娘の写真入りのハガキをだした
かわいい孫からの連絡には反応を見せそうですが、返信は一切なかったそうです。
関係修復には至らないと判断し、だんだんと連絡を取らなくなった長嶋一茂さん。
生きているうちには父親とは会うことは二度とないと発言をしています。
【関係図】長嶋一茂と父親・兄弟が絶縁することになった理由4つとは?
理由①:長嶋家ゆかりの品を売却
長嶋一茂さんと長嶋家の確執は母・長嶋亜希子さんが亡くなった後、一茂さんが長嶋家ゆかりの品を売却したことがきっかけです。
当時「オフィスエヌ」を引き継いだ次女の長島三奈さんは許可なく売却したことに対し、相当頭にきたそうです。
2007年9月に死去した長嶋氏の妻・亜希子さんの遺品を一茂が実家の地下室から持ち出し、一家の私物や写真など、およそ1000点を許可なくコレクターに売却したことが09年に一部で報じられ、その事実を知った三奈が激怒したことが発端だという。
引用元:exiteニュース
全ての財産を管理していた母親が亡くなり、今度は長男の一茂さんが管理していくという決意の表れがこの行動に至ったのではと言われています。
理由②:「長嶋茂雄」の商標を長嶋一茂の個人事務所が登録
長嶋一茂さんと長嶋家の確執を決定づけたのは、長嶋一茂さんの個人事務所”ナガシマ企画”が「長嶋茂雄の商標権」を登録したことでした。
「オフィスエヌ」が商標登録をしていましたが、期限が切れたと同時に”ナガシマ企画”が商標登録をしてしまいます。
一茂の妻が代表を務める個人事務所『ナガシマ企画』が、“長嶋茂雄”という名前を特許庁に商標登録し、一家の対立が先鋭化したといわれています
引用元:exiteニュース
これも長男の長嶋一茂さんが長嶋家を管理するという宣戦布告だったのかもしれません。
結局、商標権は「オフィスエヌ」に移され肖像権管理などは自社だけで行うとスポンサーやテレビ局に宣言しています。
理由③:リハビリ中の長嶋茂雄を復帰させる
脳梗塞で倒れ、リハビリ中の長嶋茂雄さんを復帰させ、ファンの前に登場させたことも確執を生む原因だったのではないでしょうか。
長嶋茂雄さんの復帰を決断したのは長嶋一茂さんで、長島三奈さんは反対だったそうです。
長嶋さんの復帰時期を巡って家族間で意見が食い違いました。
心配する多くのファンを早く安心させてあげたいと考えた一茂さんに対して、三奈さんは、お父さんのプライドや名誉を考え、完全に前の姿に戻るまでは公の場に立つべきではない、無理はさせたくないという考えでした
引用元:exiteニュース
復帰当日、長島三奈さんは現場には現れませんでした。
脳梗塞からの復帰は2005年で本格的な確執よりは前ですが、長嶋一茂さんと長嶋家、特に長島三奈さんと意見の食い違いが元々あったようですね。
理由④:叔母の影響があった?
家族関係が悪化した原因の一つとして叔母の存在があったことが明かされています。
おばさんは父に対して圧倒的な影響力を持っています。後妻のように振る舞い、父も言いなりになっている。
父名義で出されている文書も、おばさんが父に無断で出しているか、有無も言わさず同意させているか、そのどちらかに相違ありません
引用元:FRIDAY
この叔母とは、亡くなった亜希子夫人の弟の妻です。
つまり、長嶋茂雄さんと血縁関係はなく、義理の娘にあたる方が影響力を持っているというのです。
(長嶋家の不仲報道など)一連のできごとは、すべておばさんの存在によって引き起こされた
引用元:exciteニュース
このように長嶋一茂さんは、裁判所に提出した陳述書に書いていたと言います。
長嶋一茂さんは、父親の一茂さんの遺産相続は放棄しているため、今後さらなるトラブルには発展しないでしょう。
家族のことですから詳しいことはわかりませんが、関係修復は難しいかもしれませんね。